欧州、外国人労働者が増えすぎると困る(国際2)

スイス、イギリス、ドイツなど、欧州の主要国で、外国人労働者流入に警戒感が広がってるよ。
少子化で、税金や社会保障の担い手として、外国人労働者はある意味必要なんだけど、あまりに増えすぎると、社会の形が変わってしまうんじゃないかと心配してるんだ。
例えばスイスの話。
失業率はわずか3%でしかも給与水準が高い。
ファストフードのバイトでも時給数千円、医師の年収もオーストリアやドイツの2倍という高待遇国家。
当然周辺国からの移民が増えるわけで、いまや人口の4分の1が外国人になっちゃった。
で、さすがにこれは不安だと、こないだ国民投票で移民受け入れに上限を設けると決めたりね。
労働力は必要、でも外国人が増えすぎると不安、極右政党の存在、でも欧州統合は目指したい、いろんな思惑が渦巻いているよ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
なんたって移動が楽だからねえ。
でも日本も他人事ではないね。
(tj)