派遣の規制緩和へ(1面)

労働者派遣法って、民主党政権時代に、規制が厳しくなった。
厚生労働省は、その方針を転換すべく、大幅な見直しを図るよ。
例えば今の制度では、ある部署のある業務で、Aさんという派遣社員を受け入れた場合、
それがBさんという派遣社員に代わろうが、Cさんに代わろうが、その業務では合計で最長3年までしか、
受け入れることができない。
この考えの基本は、3年派遣受入したら、直接雇用しましょうよってことなのね。
でも逆に、Aさんが2年半働いたあと、Bさんが後任になった場合半年しか働けず、安定した仕事ができないって問題がある。
で、この規制を業務ではなく、1人ごとの上限に切り替える方向なんだって。
それから、そもそもこの規制の対象外で、期間に上限がない派遣労働者がいるんだけど、その対象範囲も広げるよ。

例えば、派遣元で常時雇用されている人であれば、派遣先での期間に上限を設けないという案も検討してる。
これが実現したら、1つの職場で期間の制限なく働ける労働者がけっこう増えるかもね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
今の制度だと、派遣のままで同じ部署で3年を超えても働きたいっていう場合に、その選択肢がないってこと。
なんか現実に即してないなぁと思ってたけど、これが少しでも緩和されるといいね。
(ずっ)