日本の投信ってどうなのよ?(総合1)

NISA(ニーサ。日本版の小額投資非課税制度)ってのが来年から始まる。
で、投資やってみよっかな、という人が増えることが予想されるわけだけれど、世界的に見て日本の投資信託ってどうなのよ?という記事。
例えばアメリカの大手投信評価会社の評価によると、日本の投信市場は、対象24カ国・地域で、中国や韓国より劣る下から4番目と格付けられてるんだよね。
これ、なんでかっつうと、特にマイナス評価なのが「費用」。
つまり銀行や証券会社などの販売会社に取られる運用管理費が、諸外国に比べて高いんだって。
「分配金を多く出すには新興国とかに投資するタイプがいいから、そうすっとどうしても費用がかさむんだよ」なんて言い訳してるけど、実は運用管理費の平均して半分は販売会社に入る仕組みになってるんだよね。
つまり運用管理費の高い投信を売った方が販売会社が儲かるってわけ。
だから頑張って高いのを売る、それが日本の仕組み。
一方、例えばアメリカの場合は、収入がコストを上回ったら運用管理費を下げて投資家に還元する、ってスタンスだから、売れる→安くなる→もっと売れる、って流れができてるんだって。
そりゃ違うよね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
若い世代はコストにも敏感になってるから、業界のスタンスも徐々に変わるかもね。
(tj)