眠ってる特許を活用しよう(1面)

官民ファンドの産業革新機構パナソニック三井物産が共同で、300億円規模の知的財産ファンドをつくるよ。

で、何をするかっていうと、大企業が使用していない「休眠特許」を買い取って、
新興国企業などに売ったり、貸したりして収入を得るんだって。
単独では用途がない休眠特許をファンドが買い取って、関連特許をまとめて価値を高め、
製品開発に積極的な新興国企業や、国内のベンチャー企業に貸与・売却しようってことね。
国内で企業などが保有してる135万件の特許のうち、47%が使用料などの収益を生まない休眠特許になってる。

企業はこれを売れば、別の特許を開発する資金を得られる。
しかも、特許は保有してるだけで更新料などのコストがかかるから、これも削減できる。
例えば14万件の特許を持ってるパナソニックだと、維持コストで数十億から数百億円かかってるんだって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
いい仕組み!
と思ったけど、アメリカ、韓国、フランスなどでは、前から活発にやってるみたい。
日本が遅れてるのね。
(ずっ)