新興国でも通貨安に(1面)

これまで円高、ドル安・ユーロ安が、日本企業の収益を圧迫してるっていう話をよく聞いたと思う。
で、日本企業はいろんな対策をうってきた。
一方で、新興国の通貨については、事業も好調だし、対円でも上昇基調が続いてたから、あまり対策をうってこなかったのね。
だけど、春先ぐらいから、新興国経済の減速懸念で、新興国通貨安が加速してきたよ。
1年前に比べて、6月末の対円相場を見ると、インドルピー、ブラジルレアルが2割強下落、ロシアルーブルが1割強下落。
てことで、新興国事業を強化してきた企業には、大きな影響を与えてる。
日産なんて、ロシアルーブル安によって、第一四半期で90億円超の利益押し下げだって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
各社、対応に迫られてる。
現地生産比率を高めて、現地通貨建てにして為替変動の影響を少なくしたり、
1国に集中してる生産を分散させたりすることで対応するみたい。
それにしても、どこいっても円高じゃ、たまんないね。
政府の円高対策って話は、どこへ消えてしまったんだろう。
(ずっ)