大手小売りの大規模農場(1面)

セブン&アイ、イオン、ローソンなど、大手小売りが、農業の大規模化をどんどん進めてるよ。
セブンは、北海道に20ヘクタールの農場を開設して、野菜を大量に出荷できるようにする。
「セブンファーム北海道」って子会社を設立して、地元農家などからも15%を出資してもらうんだって。
イオンは、全国7ヵ所、計50ヘクタールの農場で、富士通クラウドシステムを導入したよ。
農場にとりつけたセンサーで、気温、降水量、土の状態を把握する。
将来は需給も予測できるようにして、効率化を図るよ。
ローソンは、出資している農場「ローソンファーム」で、クラウドコンピューティングを使って、農作業の管理をする。
農作業をする人が、タブレット端末を持ち歩いて、農薬の使用量や収穫計画を入力するんだって。
と、まあ各社いろいろ、効率化に取り組んで、農業の生産性をあげていこうとしてるのね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
日本がTPPに参加すると、海外から割安な農作物が入ってくる。
それに負けない体制をつくっておかないとね。
小規模農家は、これまでのやり方だけでは生き残れないかもしれないから、
独自性を出したり、大規模化を検討したり、何か手を打たないといけない。
待ったなしの状況。
(ずっ)