地震保険の補償を拡大しよう(1面)

現在の地震保険制度では、「全損」なら保険金の全額、「反損」なら半額、「一部損」なら5%が受け取れるしくみ。
で、東日本大震災では、全体の7割が「一部損」と査定されて、1契約あたりの保険金は平均158万円しか払われなかった。
これじゃ、復旧の後押しにならない。
ってことで、財務省と損害保険各社が、地震保険制度を抜本改革するんだって。
改定案の概要は、
・「全損」、「半損」、「一部損」の3区分を、もっと細かくし、より被害実態にあった補償をする。
・耐震性の高い住宅には、支払う保険金の上限を引き上げて、地震に強い住宅を優遇する。
免震構造や建築年数などに応じて、保険料を割引する。
地震の発生リスクに応じて、4等級にわけている基本保険料を細分化する
というような内容。
ただ、原資が必要になるから、保険料自体は引きあがりそう。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
せっかく保険に入ってても、158万円しか払われないって、つらいよね。
多少、保険料があがっても、補償を手厚くしてもらわないとね。
(ずっ)