農地バンク設立へ(1面)

農地バンクって地方自治体とか農業委員会から「農地の情報」を集めて
データベースを作って農地売買や賃貸借を仲介するのが仕事。
政府が「農地集約を進めるために売買や賃貸借をするには仲介が必要じゃろう」
って判断して、設立する方向へ入ったよ。
情報を一括管理して規模拡大や新規参入を目指す農家や農業生産法人に提供するのが目的。
自治体ベースではこういうの存在してたけど、全国規模ってのは初。
高齢化で農地を手放したい人も増えてきてる一方で、「よし農業参入だ!」って企業にとっては情報が少ない。
で、「仲介が必要じゃのう」って話。
でもね、政府がどこまで介入できるかでこの農地集約や大規模化の進み具合が決まってくる。
例えば各市町村が情報提供に積極的じゃなければ、進まないものね。
早く農業分野の競争力強化を進めて外国から農作物が入ってきても戦えるようにしたい政府と
それを拒む自治体との交渉が続くよ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
すごくいいことだと思うけど、ウチ農家じゃないからなあ。
当事者は大変なんだろうなあ。
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