医療・介護の生産性が低い(経済)

医療・介護サービスの労働生産性(働く人1人が生み出す付加価値、生産量)が低迷してるんだって。
全産業平均の6割ぐらいしかない。
しかも、効率化や適切な設備投資が進んでないから、年々低下してる。
なぜ低いのかというと、
1.参入障壁(医療法人や、社会福祉法人に限られてる)があって、事業者間の競争が乏しく、
 生産性を高めようという動機が働きにくい
2.福祉サービスの料金は、公定価格が基本だから、サービスの差が生まれにくい
といった理由が挙げられるみたい。
参入障壁や、公定価格の縛りがなくなれば、競争も生まれて、もっといろんなサービスが提供できる
って専門家は言ってるよ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
いまや福祉分野で働く人は、労働者全体の1割を超えてるんだって。
この人たちの生産性が低いままだと、賃金もあがらないし、消費にもつかわれない、
ひいては、日本経済全体の足かせになっちゃうって指摘もあるよ。
超高齢化を迎えてる日本だから、早く手をうたないとね。
(ずっ)