先進国のインフラ整備も狙おう（１面）

国際的な事業に融資してくれるのが、国際協力銀行（JBIC）。
で、このＪＢＩＣの業務は、これまで途上国向けの投融資事業に限られてたんだけど、
今年春までに、原発と高速鉄道事業では、先進国向けも手がけることが認められた。
さらに、１６日には法改正で、対象を都市鉄道や上下水道、次世代送電網などの分野に拡大する。
アメリカやオーストラリアなどの先進国で、インフラの大型プロジェクトが進行中で、
日本は技術で優位に立てるはずだから、そこを支援できる体制をつくるんだね。
第１弾は、オーストラリアのゴールドコースト都心部に、次世代路面電車を整備する事業。
2011年着工、2014年開業の予定で、25年〜30年の運営・保守を一括して受注する案件。
このほかにも、イギリスの洋上風力発電、海底送電線、オーストラリアの次世代火力発電所、
上下水道、海水淡水化事業など、いろいろ。

■カミクダキストのつまりそういうこと？
優位に立てるものは、とことん狙っていかないと、もったいないよね。
（ずっ）