化粧品はアジア一体型で売る(企業2)

化粧品大手が、アジア向けの商品仕様を共通化して、台湾や韓国などで、
日本とほぼ同じタイミングで売る戦略になってきたよ。
例えば、カネボウは、コフレドールのアイシャドーなどを、日本と台湾で同時発売したりね。
これまでは、日本の発売から、半年から一年遅れて、アジア市場に投入することがおおかったのね。
というのも、気候や人種の肌条件で嗜好が変わるし、
国ごとに薬事規制が違うから、日本の商品の成分調整が必要だったってのも理由。
でも、化粧品は流行に左右されやすい商品だから、その遅れが顧客を逃すリスクになるよね。
ってことで、あらかじめ、条件をクリアできるように商品を共通化し始めたんだって。

■カミクダキストのつまりそういうこと?
日本の市場をメインターゲットにしてたら、売り上げ伸びないもんね。
けっきょく、海外ですよ。アジアですよ。
(ずっ)