中国、物価上昇中(国際2)

中国では今年に入ってから、ジュース、お茶、ビール、小麦、水道、電気、家電と、生活に関わるいろんなものの値段が上がりはじめてるんだって。
背景にあるのは原材料の価格上昇。
砂糖は去年の最安値から40%アップ、銅は3月に入ってから一日で1トンあたり3000元(39000円)も上がってる。
そんなこんなのコスト高を反映しての値上げね。
不動産は前から値上がり中で、こうなると「やばい、インフレになっちゃう?」という心配が。
政府は日本の国会にあたる全国人民代表会議ってので、2010年の消費者物価指数を3%アップにとどめる、と宣言したんだけど、「いやいや、その目標、かなり厳しいんじゃない?」と見られてる。
さあ、中国人民銀行(日本でいう日銀ね)はうまくコントロールできるでしょうか。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
経済を成長させるためには、ある程度の物価上昇はアリ。
でも、緩めすぎると度を超えて、インフレになっちゃう。
そこのサジ加減がすげえ難しい。
で、中国はその微妙なゾーンに入ってきたよ、というニュース。
(tj)