ドバイ信用不安（ドバイショック）

世界中のセレブが集まるリゾート地ドバイ。
それが急にヤバイことに。
ドバイってのはUAE（アラブ首長国連邦）を構成する7つの首長国の1つ。
この連邦の首都はアブダビ。そりゃあもう大量の油田でオイルマネーの国。
でもドバイは原油を殆ど産出せず、「オイルなしでがんばろうぜ」って中東No.1の商業、交通拠点を目指したってわけ。
そんなドバイの政府系の投資持ち株会社ドバイ・ワールドと、その不動産子会社ナヒールが「ううう。すんません。借金待ってもらえませんかねぇ。」
って言い出したからみんな驚いた。負債総額は約６００億ドル（約５兆円）とも。
とにかく金を借りて借りてジャンジャン大型開発をしてきたからね。
特に英国なんかバックにはアブダビがいるさなんていってジャンジャン貸してた。
でもリーマンショック以降、みんな元気なくなってジャブジャブなマネーは減って、
ドバイでの不動産価格も半分ほどに下落。それがこの結果に。
で、投資家たちは、ドルは元々ヤバメだし、欧州も今回でヤバイから消去法で円にしようって動いた。
んなもんだから円高は進んじゃって、「エンダカジャ、ニッポンキギョウノギョウセキダウンネ。」って日経平均株価急落。
大型受注したスーパーゼネコンの株もダウン。
他にも、新興国企業の資金繰りにも不安感が一気に広がったってわけ。
ま、とりあえずアブダビがケツを拭くって見られてるけど、それはドバイの再建策によるみたい。
がんばれドバイ。

■ひとこと
ドバイは実態が無さすぎたからかなぁ。
いずれにしてもこれ以上の悪化は勘弁して下さい。
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