不況でも牛丼が売れない(消費)

不況に強いはずの牛丼店が苦戦してる。
吉野家が8ヶ月、すき家が9ヶ月、松屋が6ヶ月連続で、売上前年割れだって。
7,8年前の不況時には、吉野家が過去最高益を出したころとは状況がかわってきたみたい。
理由はいくつか考えられる。
・前回のデフレ宣言の2001年前後、各社並盛りを200円台後半まで下げてたよね。
 でも、BSE問題で米国産牛肉の輸入が制限されているから、原価がさげにくい。
 一度200円台を経験してる消費者にとっちゃ、今の並盛り300円台後半じゃ、割安感がない。
・スーパーやデパ地下の格安弁当が充実してきて、競争が激化している。
・ラーメン、餃子店が好調。王将や幸楽苑は、売上高を伸ばしてるんだね。
 その強みは、ビールやチャーハンを組み合わせたセットで、価格の割りにボリュームがあること。
 それと、カウンター席の牛丼店より、テーブル席が多く、家族客も取り込んでいるみたい。
というわけで、牛丼は大苦戦なんだね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
このままじゃ売れない。値下げするか。
ってやったら、どんどんデフレだね。
(ずっ)