1錠2役(企業1)

日米それぞれの製薬トップ企業が、1錠で2つの病気に効く薬を開発して、日本で売り出すんだって。
日本トップの武田薬品工業は高血圧と糖尿病に効く薬、アメリカトップのファイザーは高血圧と高脂血症に効く薬。
こういういわゆる生活習慣病ってのは複数の病気を併発しやすいんだって。
しかも長いこと薬を飲まなきゃいけないこともある。
そうすっと、1錠で二つの病気に効くってのは単純に便利だよね。
飲み忘れも減りそうだし。
そんな患者のメリットの他、メーカー側にも思惑が。
ちょっとでも付加価値のある薬を作って、どうにか今のポジションを守ろうって考えてるね。
いやさ、2010年には主力製品の特許が相次いで切れるもんだから、ライバルの攻勢が怖いのよ。
だからこういうちょっと変わったの作って「オラオラ、こんな凄いのは、キミらジェネリック医薬品メーカーには作れないだろ」てね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
単純に混ぜりゃいい、ってわけじゃないんだろうね。
当たり前か。
(tj)