異色の電気自動車ベンチャー誕生(企業総合)

会長はベネッセの会長、社長は慶応大学の教授、顧問に元ソニーの出井さん、っていう新会社が立ち上がった。
そんなメンバーで何をやるかっつうと、電気自動車の研究開発をやるんだって。
社名は「シムドライブ(SIM-Drive)」。
カギになるのは慶応大が開発したインホイールモーターって技術。
タイヤの中にモーターを組み込んで、タイヤを直接回しちゃおうって技術なんだって。
これ、優れモノで、充電一回あたりの走行距離を従来の二倍に延ばせるとか。
で、この技術に興味のある共同開発パートナーを募って、2013年までに10万台の量産を目指すんだって。
目標は車両価格150万円以下、充電一回で300km以上走る5人乗り小型車。
ちなみにそのインホイールモーターの特許はオープンにして、提携先には割安で使わしてあげるんだって。
太っ腹ね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
特許でガチガチにして自分だけ儲けたれ、っていうんじゃなくて、その技術を使った製品が世の中に普及することを目標にするって発想。
余裕のあるオジサン達だからできるのか、なんか、いいねえ。
(tj)