積水ハウス会長は退任じゃなくてドラマみたいな解任劇だったよん(総合1)

積水ハウスは2/1に和田会長が退任し、阿部社長が会長に就任、仲井取締役が新社長になるという人事を発表した。
当時の記者会見では若返りのための円滑な世代交代と説明してたんだけど、これ、実はドラマチックな解任劇だったことがわかったよ。
伏線は昨年8月に積水ハウスが土地購入に関する詐欺にやられて55億円の特別損失を計上した事件。
1/24、14時から始まった取締役会でそれは起きた。
議長の和田氏が「実行責任者には重い責任がある!」と阿部社長の退任案を提示。
しかし本人を除く採決は5対5の同数でこれは認められず。
そしたら今度は阿部氏が反撃。
「稲垣副社長を議長に!」→6対5で可決。
さらに畳み掛けるように「和田を解任しよう!」→和田氏を除く10人は6対4で賛成多数。
結果、和田氏は辞任に追い込まれた。
広報は「詐欺事件とは関係ない」「新社長への打診は半年前」「解任動議のこと?知りません」とシラをきってるんだけど、これ、コーポレートガバナンスの透明性っていう観点でどうなの?って疑問も上がっているんだって。

■カミクダキストのつまりそういうこと?
取締役会は阿部派6人、和田派5人だったんだね。
最初の採決で同数になることは和田さんわからなかったのだろうか。
阿部派の結束こえー。
(tj)