5Gの電波割り当てはオークション導入(1面)

電波ってのは、目には見えないけど、周波数というもので互いに送信・受信が成立する有限の資源なんだよね。
だから混線しないように通信会社や放送局ごとに使える周波数が割り当てられてるんだ。
通信会社や放送局は、その割り当てられた電波に対して、利用料を国に支払うっていうルールで運用されてる。
でね、日本の場合、大事な大事な周波数の割り当ては、総務省が申請者の事業計画を審査して免許を発行するというルールになってる。
つまり総務省に絶大な権限があるの。
ただ、その審査基準は不透明だし、消費者の払う通信費は高いし、携帯3社は利益をバンバン出してるし、新規参入は難しいし、なんかこれ健全な競争原理が働いてないんじゃない?っていう意見が多かった。
で、今日のニュース。
総務省は2019年にも電波の割り当て制度を見直し、審査基準をオープンにすると同時に欧米先進国では当たり前になってるオークション制度を導入するんだって。
技術と資金力があれば新規参入組にもチャンスがあるよ、ってさ。

■カミクダキストのつまりそういうこと?
みんなで有効利用しないとね。
新制度導入の念頭にあるのは2020頃に始まる予定の5Gサービスだよ。
(tj)