AKB総選挙に見るマニアックなマーケット(大学)

池上彰先生の「大岡山通信」っていうコラムより。
この前のテレビで放映されたAKB総選挙を例に挙げて
あれは昔から続くビジネス手法なんだよって話をしてる。
大学生ならこのビジネスがなんで流行るのか分析してみてよ。って。
例えばね。
贔屓の力士を応援するタニマチ。
クラブのホステスをNo.1にしてあげるために高いお酒を頼んであげるおじさん。
AKB総選挙はこれと同じで、好きな子を上位にするためにたくさんCD買って応援する。

ね、一緒でしょ?って。
しかもマーケティングの観点から見てもおもしろい。と。
現代のトレンドの「マスマーケティング」から「個のマーケティングの深化」へ移行している
面も反映されてるって。
「マスマーケティング」ってのは広く大衆を対象にするってことで、
昔で言えば美空ひばり山口百恵
「個のマーケティングの深化」ってのは、「まゆゆ」が広く大衆に受けている
のではなくて、特定の人がたくさんCDを購入するってことを指す。
というわけで流行の背景、メカニズムを気にしましょうって話でした。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
ルイビトンを日本人に買わせるってのは「個のマーケティングの深化」かな。
フランス人の学生はルイビトン知らないっていう学生いるらしいからね。
高級ったらエルメスディオールとか。
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