ソニー、画像技術を活用してiPS細胞解析装置開発(企業総合)

ソニーが、メディカル分野に期待の新製品を投入したよ。
具体的にいうと、ノーベル賞の山中教授で有名なiPS細胞の、いろんな試験に使える解析装置。
iPS細胞ってさ、ヒトのあらゆる細胞に分化する細胞だから、それを使うと薬の開発がグンと効率的になると言われてるんだ。
で、今回の装置はその試験をさらに効率化させるのに役立つもの。
ビデオカメラの2倍のコマ数で撮影、手ブレ補正技術とか画像解析技術も駆使して、実験中の細胞の動きをグラフや分布図にしちゃうんだって。
今までの観察は、細胞を染色したり傷つけたりしなきゃいけなかったから、それに比べると細胞への負荷も少なく、一週間以上の長期観察もOKなんだって。
まずは京都大学iPS細胞研究所に試作機を納入して、完成度を上げていくよ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
再生医療の世界市場規模は2012年に1000億円だけど、2050年には38兆円にまで膨らむと経済産業省は予測してる。
だからいろんな企業が狙っているんだね。
(tj)