中国、不動産バブル警戒(総合2)

中国の話題。
昨秋から今春にかけて、上海や北京など都市部の住宅価格が高騰してる。
で、さすがにまずいと思った政府は今月に入って「おいおいちょっと待て」と規制強化の方向に舵を切ってるんだって。
いやね、今までの胡錦濤指導部・温家宝首相時代は住宅価格の高騰対策に力を入れていたんだけど、昨秋からの習近平体制そして李克強首相が景気重視&市場メカニズム重視だったもんだから、住宅価格は上がる一方だった。
主要都市部なんて直近一年で2割アップだもんね。
ということで、さすがにこのまま放置すると不動産バブルになっちゃうと判断、政策を転換したんだね。
例えば広州市は2軒目の住宅購入時の現金支払い割合を6割から7割にアップ、上海や深圳もこれに続いた。
他にもいろいろな規制を作ったみたい。
ただ、規制の抜け穴をくぐるために、オフィスに見せかけた住宅を売ったりしてるから、規制強化が効果を上げるかどうかは疑問なんだって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
まだまだ農村部から都市部への人口流入は続きそうなんだよね。
怖い怖い。
(tj)