新しい働き方をひろげよう(1面)

実際の労働時間と関係なく、一定時間働いたとみなして賃金を計算する裁量労働制っていう制度がある。
たとえば、あらかじめ1日10時間って決めてたら、それより長く働いても、短く働いても同じ賃金ね。
深夜とか休日だけは残業代がつくけどね。
裁量労働制は、みなし時間より長く働いても残業代がつかないから、短時間で仕事を終えようという動機づけになる
っていう考えから、ワークライフバランスの改善につながるって考えられてる。
だけど、この制度、対象業務が限られてて、手続きも面倒だから、1%ぐらいしか普及してない。
で、厚生労働省は、この規制を緩和する方針なんだって。
対象業務を企業ごとに労使で決められたり、手続きも簡略化する方向だよ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
普及してないんだったら、あんまり意味がない制度だもんね。
でも、裁量労働制にしたら残業が減るってのは、どうなんろうね。
日本人の残業が多いのは、性格というか文化というか、そういうものからきてるような。
なにか違う視点から、文化を変えていかなきゃって思うけど、その妙案が思いつかないよね。
むずかしーよねー。こういうのって。
(ずっ)