ソニーの海外特許出願チームが別会社になって他社の依頼も請けるよ(企業総合)

ソニーは国内で毎年特許を3000件あまり出願し、その7〜8割を海外にも出願してる。
かなりの量だから海外の特許事務所とも大口契約を結んでて、1件あたり100万円という、通常よりも3割くらい安いコストで処理できてるんだって。
で、今日のニュース。
その特許出願業務部門を、専門の新会社として独立させることにしたんだって。
間接業務受託大手のインフォデリバが90%、ソニーが10%を出資、社名は「グローバル知的財産パートナーズ」。
ソニーにいた担当者約20名はその新会社に出向するよ。
で、独立した新会社になるから、他社からの依頼も積極的に受注していく。
豊富なノウハウと安い費用をウリに、中堅企業や中小企業からの依頼が取れるんじゃないかと目論む。
目標は出願件数2倍、コストはさらに1〜2割削減ね。
ただ、機密情報がソニーに筒抜けになっちゃうんじゃないか、という心配も予想されるから、いやいやそこは万全のセキュリティーで大丈夫です、ってとこもアピールするみたい。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
ソニー本体としては間接部門を圧縮して本業のエレクトロニクス事業に集中したいんだね。
新会社が新会社として伸びたらお互いハッピーだよね。
(tj)