薬のネット販売ルール検討中(経済)

厚労省が「薬のネット販売は禁止!」って言ってたのに対して、最高裁が「それ違憲!」って判決を出した2013年1月から、薬のネット通販は事実上の解禁状態になっている。
その後、メンツを潰された厚労省は、秋の国会に提出すべく新たなルール作りに励んでいるんだよね。
で、今日のニュース。
新ルールには、薬剤師による電話相談体制の義務化、リアル店舗で一定の販売時間を持つことの義務化、購入履歴からの推奨販売の禁止、オークション販売の禁止、などが盛り込まれることになったんだって。
噂されてた「テレビ電話の義務化」は見送られるみたい。
一方で薬剤師の数に基準を求めるかどうかという点については、まだ意見が分かれてる。
あとね、副作用リスクの比較的高い薬については、個人ごとの販売記録を義務化するか、ってのが焦点になってるんだけど、「いやいやそもそも対面販売でも個人ごとの履歴なんて残してないし、矛盾してね?つうか大変だし」と、ドラッグストア側から反対意見が出てるんだって。
秋までにまとまるかな。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
むしろネットなら購入履歴の記録はたやすい話。
対面の方は、墓穴を掘らないようにしないとね。
結局は「何のために?」ってことよね。
(tj)