電力、海外へ活路(1面)

原発停止の影響で経営に負担がかかっている電力会社。
さらに、電力の小売の全面自由化が実施されたら、新規参入が増えて、ますます厳しい状況になる。
と、そんな中で、九州電力は、伊藤忠と組んでインドネシア地熱発電事業を始めるよ。
総事業費1000億円で、同国最大の発電所を建設する。
日本の電力会社が海外で地熱発電事業をするのは初めてだって。
九州電力は、国内最大の地熱発電所を運営していて、蒸気供給から発電までのノウハウを活用するのね。
国内の厳しい環境下で安定した電力サービスを提供するためにも、海外で収益基盤を強化していこうって流れ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
これまでの国内独占状態だったら、わざわざこの計画を実施しなかったかもしれないよね。
電力の小売自由化のよい影響かも。
日本のプラントメーカーにとっても、商機が広がるからうれしい流れだよね。
(ずっ)