三菱重工と日立が電力事業統合(1面)

三菱重工と日立が、電力システム事業を統合することを発表したよ。
ガスタービンなど火力発電所向けの設備が中心で、原子力事業については今回は統合しない。
この業界、世界首位は独シーメンス(売上高約2兆9千億円)、2位は米GE(約2兆5千億円)と、もう規模が半端ないから、僕らが競い合っても仕方ないね、手を組んで世界で戦いましょう、ってことみたい。
実は三菱重工と日立はいろいろ仲が良くて、2000年には製鉄機械部門をくっつけて、11年には水力発電機器事業を統合、スペインではスマートシティ事業を始めたりと、いろいろ手を組んでるんだって。
さらにいろいろやれそうだね、なんで話もあるみたい。
ちなみに今回の統合案件に話を戻すと、14年1月に受け皿となる新会社を設立。
そこに三菱重工は65%、日立は35%を出資するってかたちにするんだって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
新会社の売り上げ規模は1兆1000億円。
すごいけど、シーメンスもGEはもっとすごいね。
(tj)