欧州企業、ダイナミックに事業選別(国際2)

欧州の大企業が、事業の選択と集中をゴリゴリ進めてるんだって。
債務危機の中、激しい環境の変化を乗り越えるには強くならなきゃいかんということね。
例えばドイツのシーメンスは、主力である産業機械事業の開発力を上げるために、ベルギーの設計ソフト開発大手LMSインターナショナルを約680億円で買収。
一方で「期待はずれ」だった水処理設備&太陽エネルギー設備の2事業は売却を決めた。
化学大手BASFは、アメリカの農薬大手ベッカー・アンダーウッドを買収して農薬事業の拡大を目指す一方で、スイスにある傘下の塗装機メーカーや特集塗装会社は「これ、本業と相乗効果無いね」と売却する。
ユニリーバはロシアの美容用品大手を買収する一方で、冷凍食品事業から完全撤退したり。
他にもバイエルとかBPとか、もうゴリゴリに体質強化を図ってるんだってさ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
攻撃は最大の防御なり、ってね。
「耐えてしのぐ」とかは無いんだな。
(tj)