新卒ニートの問題(1面)

大学を今春卒業したのは約56万人。
このうち35万7千人が就職。
就職率は63.9%で、2.3ポイント増えた。
で、就職も進学もしなかったのが8万6千人。
このうち3万3千人は、その後進学も就職の準備もしてないんだって。
男性1万8千人、女性1万5千人。
家事手伝いやボランティア従事者も含まれるけど、大半はニートだと想定される。
全国に約60万人いるといわれてるニートは、高卒や学校中退者が多いとみられてたけど、
大学の新卒者で数万人規模に上ることがわかって、問題の深刻さがうきぼりに。
このままだと、労働力の質も落ち、生活保護受給者が増え、結婚や子育てが困難な人が増え、少子化も進む。
と、悪い方向へどんどん進んじゃう。
ちなみに、新卒者の進路を学部系統別にみると、文系で無職やアルバイトの人が多いみたい。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
理系は、ある程度就職先とリンクした勉強をしてると思うけど、
文系って、就職先を意識した教育ってほとんどない気がする。
政府の支援や、本人の意識にも問題があるのかもしれないけど、
もっと職業を意識できるような教育が必要なんじゃないかなぁと個人的には思う。
(ずっ)