フォード首脳に元「マツダ組」(国際2)

アメリカ自動車ビッグ3のうち、唯一法的整理を回避して再建を果たしたフォードが、新たな成長を求める段階に入った。
2006年にボーイングからCEOに迎え入れられたアラン・ムラーリ氏はそろそろ就任6年になるから、ぼちぼち世代交代を考えているんだって。
で、今日のニュース。
後任の最有力と見られているのが、かつて提携していたマツダを建て直したマーク・フィールズ氏(今は北米事業統括)なんだけど、そのマツダ時代の部下2人が、そろってフォード本社のCFOと開発統括に就任したんだってさ。
最大市場であるアメリカのエリートコースではなく、マツダという海外畑経験者が今後の中枢を担う、そういう流れみたい。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
マツダにブランド構築の大切さを説き「zoom zoom」というコピーを取り入れたのがフィールズ氏。
マツダの社長に就任したのは38歳の時だって。
外で育って本体に戻ってトップに上り詰める。
ステキね。
(tj)