ベース・オブ・ピラミッド(1面)

ベース・オブ・ピラミッド(BOP)とはピラミッドの底辺層、つまり世界の低所得者層を指す。
例えば年間所得が3000ドル以下の層ってのは世界に約40億人もいて、それは大きなマーケットなんだって。
で、欧米企業はそんなBOPビジネスで先行してるんだけど、日本企業もそこの開拓を急ぐんだってさ。
例えばホンダはタンザニアで、人力組み立ての低価格バイクを生産・販売する。
第一三共マラリア治療薬をインドで発売、ファーストリテイリングバングラデシュで1〜3ドルのTシャツや開襟シャツを売り出すんだって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
生産性の低さ(=高コスト構造)を誤魔化すために「高付加価値品戦略で」なんて言ってきた日本企業、これからはそうも言ってられないってね。
(tj)