テレビ値崩れ、でも売れない、そしてメーカー赤字(総合)

薄型テレビの値崩れがひどい。
最近の平均価格は4万円台半ばで、ほぼ10年前のブラウン管テレビと同じレベルだって。
ただね、安くなったから売れてるかっつうとそうでもなくて、2月の販売台数は前年同月比47%減なんだって。
だって地デジ普及率は9割超えてんだもん。
3Dとか言われても別に欲しくないし、買い換える理由にはならないよね。
じゃあなんでそんなに値段が下がり続けてるかというと、量販店がメーカーを競わせてゴリゴリと仕入れ値を下げさせてるから。
メーカーとしてはライバルに負けたくないから、つい勝負してしまう。
結果、量販店は利益を確保しつつ販売価格を下げることができるってわけ。
ただ、そのシワ寄せはメーカーに。
ソニーのテレビ事業は8期連続赤字だし、パナも連結最終損益で7800億円の赤字、シャープも液晶パネル不振で同2900億円の赤字。
あ〜あ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
メーカーが赤字になるほどの値段で買えるっつうのはありがたいけど、なんか釈然としない。
(tj)