牛肉輸入規制を来年緩和するかも(1面)

BSE(牛海綿状脳症)問題から、アメリカ・カナダ産牛肉の輸入は、「月齢20ヶ月以下」のものに限られてるけど、
これを来年から、国際基準の「30ヶ月以下」に緩和する方向で、厚生労働省が検討を始めたよ。
若い牛の感染例がほとんどないし、日米首脳会談でオバマさんが野田さんに早期緩和を求めてるから。
米国産牛肉の問題は、アメリカの農業の票に直結する。
だから、来年、大統領選を控えるオバマさんにとっては大きいんだね。
ちなみに2010年度の牛肉輸入は、オーストラリアが69%、アメリカが20%弱。
輸入規制前は、半分ずつのシェアだったんだけどね。
今回の規制緩和で、アメリカ産が増えると、オーストラリアに影響がでたり、国産牛肉の価格を押し下げる要因になりそう。
いっぽう、消費者団体は科学的に安全だとデータで説明が必要だと言ってる。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
「この肉は月齢○ヶ月です」っていう表示があれば、消費者も自分の判断で買えるよね。
でも、そうすると、21ヶ月以上のものはほとんど買われないのかなぁ。
(ずっ)