医療費の上限を下げよう(経済2)

たとえば、重い病気にかかると医療費が月100万円ぐらいになることもあるよね。
そういう場合、「高額療養費制度」ってのがあって、一定額以上は保険がまかなってくれる。
で、今の制度では、自己負担額の上限が、
年収800万円超の場合→15万円まで自己負担
年収800万円以下の場合→8万1千円まで自己負担
年収200万円前後の世帯の場合→3万5400円まで自己負担
となってる。
そうすると、年収300万円ぐらいの人は、自己負担が8万1千円ときびしい。
というわけで、もう少し細分化しようという案を、厚生労働省がまとめたよ。
年収300万円〜600万円で、6万円台。
年収300万円以下は、4万円台。
そうすると、年収300万円ぐらいの人は、負担が半減されるってことね。
財源は、一般の外来患者の診察1回ごとに、100円追加負担してもらうことで確保するって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
もともとがおおくくりすぎたのかな。
一方で反対意見もあるので、ご参考まで。
日本医師会は、「追加負担100円が、際限なく引き上げられかねない」と強く反対してるよ。
(ずっ)