新薬のアイデアは社内だけでは限界(1面)

製薬大手は、大学やベンチャー企業と、研究開発で新たな連携に乗り出すよ。
武田薬品は、研究所内に、外部の研究者が利用できる設備を設ける。
設備を提供することで研究を支援し、成功したら成果を共有するのね。
国内外の複数の研究者やベンチャー企業と交渉を進めていて、もうすぐ合意する見通しだって。
外部との交流で、社内にも新たなアイデアが生まれる効果も期待してるよ。
アステラス製薬は、医薬品になる可能性がある化合物を研究者に提供して、
どんな病気の治療に使えるか考えてもらう制度を導入したよ。
で、研究成果を取り込んで、自社の化合物の有効利用を目指す。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
研究から医薬品を発売できる確率は、年々厳しくなって、今は2万分の1を下回るんだって。
仮に社内に研究者が2万人いても、1人しか成功できないってことでしょ。
そりゃ、内部だけじゃ限界あるよね。
いっぽうで、世の中の研究者にとっても、大手の設備を使ったりできて、よい話だよね。
(ずっ)