基礎年金を調整のため減額します(1面)

公的年金国民年金・厚生年金)は本来「物価スライド」っていう
仕組みに連動するのね。
「物価スライド」ってのは物価が上がれば年金額も上がり、下落
すれば年金額も下がるようになってて、要するに物価が変動しても
年金の価値が保たれるようにできてるってわけ。
ところが、2000年以降、景気が悪化してから、物価が下落しても
年金額を据え置く(年金額を下げない)特例措置を設けてきたのね。
というわけで現在の年金は本来の水準よりも多くもらっていること
になっちゃってるんだね。
そこで厚労省は3年かけて公的年金の支給額を段階的に引き
下げて調整して行く検討に入ったよ。
現状では2.5%多くもらっている計算になり、段階的に解消をすると
なると国民年金(基礎年金)で月約6万6,000円の場合、500円〜
600円の減額。
厚生年金で約23万円の場合2,000円程度の減額になるよ。
といっても年金減額には変わりないから与野党に慎重意見が
根強いから調整難航必至だって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
「しかし課長っ!」って官僚の人々のご苦労されている様子が
思い浮かぶのですが、どうなんでしょうか。
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