親の薦める会社に入るな(オピニオン・コラム)

今、「親子就活」という言葉がある。
我が子の就活に、親がサポートするっていうものだが、これって「親の常識をベースにしがち」
と大学の就職担当者は嘆いているんだって。
今朝はそんな状況にもの申すっていうインタビュー記事の紹介。
ソニーからGoogleへ移って日本法人の代表に就任した後、アレックスを立ち上げた辻野晃一郎氏のお話。
◆まずは「親の薦める会社に入るな」。
企業にはサイクルがあるから大手がいつまでも安泰とは限らない。
だから若者も米国大学生のように卒業後は起業するか創業間もない会社に飛び込んだらどうか。
リスクを恐れずに挑戦する気概をもってほしい。
◆そして「企業もリクルートスーツのように画一的な就活を見直すべき」
これは型にはまった世界に合わせるというメッセージになってると思うが、
背景にあるのは「リスクを取れない社会環境」。
日本では失敗を許さない文化がまだまだ根強い。
これでは失敗を恐れずチャレンジする若者をつぶしかねない。
◆最後に「教育も知識偏重から見直すべき」。
記憶力を試すのではなくこれからは「あなたならどう考えるか」という「地頭力」のある人材
を育てるべきだ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
教育も学生も企業もこれまでの価値観をガラリと変えなければいけない時期なんだね。

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