自治体の給与も交渉で決める(経済2)

地方公務員の給与って、人事院が「これぐらいにしてね」と勧告した内容を反映して、上げ下げしてる。
で、政府はこれをやめて、労使の交渉で給与を決める制度を導入する方向で検討に入ったよ。
(民間で言えば、会社側と労働者側とで、交渉をして給与を決めるってことね)
この制度を導入すると、自治体側は、人事院よりも踏み込んだ給与引き下げを提案できるし、
逆に職員側も財政再建が一段落すれば賃上げを要求しやすくなる。
ま、当面は人件費圧縮が目的ね。
それと、人事院を廃止することもひとつ。
ただ、当然反対意見もある。
・労使の交渉になれば、労働組合の強い自治体で給与引き上げ圧力が増すでしょ?
自治体間で給与格差が広がるんじゃない?
・導入したところで、給与カットが浸透するの?
ってな意見ね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
自治体の運営が、会社経営だと考えれば、労使で給与を決めるのはいたって当たり前じゃないかなぁ。
ただ、前提として、経営者側がまともじゃないといけないよね。
(ずっ)