夏のブラックアウトを回避するために(総合)

電力使用量が増える夏までもうすぐ。
電力需要が瞬間でも供給能力を上回ればブラックアウトと呼ばれる
大停電が首都圏で起こってしまうかもしれない。
というわけで節電を巡って、政府は4月8日、「企業などの大口需要家
の電力削減目標を昨夏ピーク比25%にしなさい」と発表。
けど景気が落ち込むのもマズイし、東電も供給目標を上積みするしで、
企業活動を配慮して15%に引き下げるみたい。
でもね、大企業の8割は25%を継続のままの方針ってのが経団連
発表でわかった。
理由は「企業の節電姿勢が緩む懸念がある」からだって。
というのも、そもそも夏の電力需要ピーク時に最大で800万キロワットの節電
が必要なんだけど、そのうち大企業が15%削減する効果は255万キロワットで
残る7割弱は法的強制力のない中小企業や家庭に依存せねばならない。
だったら大企業等がバッサリ削減することで東京電力を支援しようじゃないか
って狙いがあるんだって。
景気を落ち込ませず、でも大停電は回避するという工夫が必要になるって話。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
ということで、中小企業と一般家庭での意識レベルをもっともっとアップ
させなければダメってことね。がんばろう。
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