七十七銀行、公的資金申請検討へ(経済1)

東北最大の地銀である宮城県が地盤の七十七銀行は震災の影響で
11年3月期は予想の150億円の黒字から一気に300億円の赤字になりそうだと発表。
取引先が大きな被害を受け、不良債権が発生したことや、同行の店舗損壊の
建て替えや大規模修繕に伴う特別損失が響いた。
というわけで七十七銀行は金融機能強化法に基づく公的資金注入の申請を
検討することも発表。
これで被災地の復旧・復興に向けた資金需要に応えられるようになる。
公的資金の活用はすでに仙台銀行が検討を表明してる。対して七十七銀行
東北最大であり、仙台銀行よりも自己資本比率が13%台で仙台銀行の上を行く
銀行だけに、他の金融機関も公的資金へのアレルギーが和らいで、
「じゃあウチも」って広がるだろうって見られているよ。


■カミクダキストのつまりそいういうこと?
業界のリーダーの立ち回りって重要だよねぇ。
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