省エネ支援と2国間クレジット制度(1面)

「2国間クレジット制度」っていうのは、新興国発展途上国へ省エネ技術を
提供して温暖化ガス排出量を削減する見返りに、排出枠をゲットしようっていう
日本政府提案の制度。
なんせ「2020年までに国内温暖化ガス排出量を1990年比で25%削減」という目標が
あるからね。達成するにあたり有力な方法と考えているんだよ。
そこで、日本企業はこの制度導入をにらんで、相次いで新興国へ省エネ支援ビジネスに乗り出すよ。
例えば東芝はビル空調の電力を減らすサービス。
温度や湿度の情報を日本のデータセンターに送って、快適で効率良い温度設定を
計算しちゃうのだ。空調の電力ってビルの電力消費の40%を占めると言われているから

電力消費削減に大きく貢献するね。
今後新興国は電力需要が増大するから省エネビジネスをチャンスと捉え、
ドンドン拡げていく考えだよ。


■カミクダキストのつまりそういういこと?
強みを活かしつつ双方がハッピーになる良い作戦だね。
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