防衛省が自前の通信衛星を(1面)

防衛省は、スカパーJSTの衛星回線を借りてるんだけど、
2015年度にその耐用年数がきれちゃう。
そこで、自前の通信衛星を打ち上げて、通信網を再構築する考え。
民間衛星を借りてる現状だと、有事に、自衛隊が使える容量を増やすのは難しい。
いっぽうで自前の衛星をもっていたら、情報を防衛省や各地の拠点に素早く送信したり、
自衛隊災害派遣や国際協力活動での迅速な状況把握や連絡に活用できる。
だけど、自前で打ち上げるには1基で、500億円超が必要・・・。
てなわけで、PFI(民間資金を活用した社会資本整備)方式で、打ち上げを検討してるよ。
民間の力を借りたら、コストが削減できるからってことみたい。
さらに、あまった容量は、民間企業や、アメリカ、韓国、オーストラリアなどの他国軍に貸し出しも検討するよ。

利用料がはいったら、さらなるコストダウンになるからね。
ただ、PFI法の対象は、現行では公共施設の整備に限定されてるから、まずは法改正から着手するみたい。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
北朝鮮が韓国に砲撃したり、中国の潜水艦が太平洋に航行したり、安全保障の環境が変わってきてるから、
防衛省としては本気なんだね。
(ずっ)