家電の技術を医療で稼ぐ(1面)

ソニー、キヤノン、パナソニック、シャープ、は家電で培った技術を医療分野に活かす考え。
医療機器市場は今や20兆円規模とも言われており、新興国を中心に期待されている。
例えばソニーを例に挙げると1月1日付けで医療分野向けの「メディカルソリューション事業部」を新設。
で、デジカメのセンサーの技術を使って内視鏡を開発するんだよ。
コレ、現在のCCDカメラよりも高性能で高解像度だから患部の映像がより鮮明になるんだって。
とまあこんな感じでキヤノンは同じくセンサー技術でがんを早期に発見する診断装置を開発し、
パナソニックは３Ｄ技術で医療用ディスプレーを開発し、
シャープはタブレット型多機能端末でデータ管理システムを開発するってわけ。
ここまで聞くと「スゲー」って感じなんだけど、現実は欧米メーカーにそれでも負けてる。
米国ＧＥの１/４程度とか。
まだまだこれからですから。

■カミクダキストのつまりそういうこと？
でもスゴイよ。
持ってる強みを違う市場で活かすなんてまさに理想的。
例のマーケティングの勉強で出てくる座標軸の手本じゃんね。
(104)