電気自動車がビジネスの裾野を広げる(1面)

2012年前後に、自動車各社が電気自動車を本格販売し、
市場規模は急拡大する見通し。
で、それに向けて、電池部品・材料向けの投資が本格化しはじめたよ。
NECは、2012年度末までに、国内で総額500億円を投じて、リチウムイオン電池部品を増産する。
三菱ケミカルホールディングスは、2015年度までに300億円を投じて、
正極材、負極材、絶縁材、電解液などの生産能力を増強する。
日本企業だけでなく、韓国のLG化学がGM向けの納入を決めるなど、リチウム電池の国際競争は激しくなってる。

でも、電池の性能を決める部品・材料は、日本企業が高いシェアをまだまだ占めてる。
絶縁材で世界の4割のシェアを持つ旭化成も、20億円かけて増産するし、
負極材で4割のシェアを持つ、日立化成工業も、設備増強に20億円かけるなど、ぬかりないよ。
一昔前だったら、「これ、車の話?」って感じだけど、情報関連企業を巻き込んで、
ビジネスが拡大しているのね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
いつのまにか、韓国にシェアを奪われてるってのが最近多いから、
是非ともがんばってほしいよね。
負けるな、というか、リードせよ、日本の技術!
(ずっ)