中東産油国と日本商社が手を組む(1面)

中東の産油国カタールの国営石油会社が、伊藤忠などといっしょに
ベトナム南部に石油化学コンビナートを建設・運営することで、最終調整してるんだって。
中東産油国は、潤沢な資源と資金を持っていて、アジアでの事業ノウハウを持ってる日本企業と
組んで、新興市場を開拓しようって考え。
これからの、モデルケースになっていくかもね。
カタールの石油会社会長は、「国営石油会社が自国内だけにとどまる時代は終わった」って言ってる。
消費国での石油精製、石油化学への投資、他の資源国での石油・ガス開発を積極的に進めるんだって。
欧米諸国の原油の消費が頭打ちになる一方で、アジアではエネルギー需要が急速に伸びていて、
カタールはアジアを重点市場と位置づけてるんだね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
国内の人口がどんどん増加してる中東産油国は、産業を多角化したり、雇用をつくることが急務。
そこで、いままでのやり方だけでなく、海外の企業や事業に、潤沢な資金を振り向けているってのもあるみたい。

(ずっ)