プレミアムバンドをねらう(総合)

携帯電話などの通信量は、2020年に現在の200倍に膨らむ見通しなんだって。
今のままだと、そのための周波数帯の確保が追いつかない。
で、来年終了予定のアナログTV放送の周波数帯を、携帯電話に割り当てる計画になってるんだね。
700メガヘルツ〜900メガヘルツの周波数なんだけど、この帯域はビルなどの障害物を回り込むようにして届くから、
携帯電話がビル陰などに入っても通信が途切れにくくて、「プレミアムバンド」とも呼ばれてるんだね。
で、この帯域、実はタクシー無線なども使ってるんだって。
てなわけで、携帯電話などの通信会社が、タクシー無線などの利用者に、他の帯域に移ってもらいたいって要望を出してる。
他の帯域に移るには、かなりのコストがかかるらしいけど、その費用は移った跡地を利用する携帯電話事業会社が応分に負担すればよい
って、ソフトバンクなどは主張してるんだね。
で、総務省は2011年にも電波法を改正して、それらの要望を制度化するんだって。
ちなみに、ドコモとauは、現在でも800メガヘルツの「プレミアムバンド」が割り当てられてるんだけど、
ソフトバンクには割り当てがないもんだから、「回線がつながりにく」って声があるみたいね。
だからこそ、必死に主張してるんだね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
ソフトバンクの弱点「電波のつながりにくさ」が改善したら、契約者数伸びそうだねー。
(ずっ)