人工衛星の輸出へ(1面)

政府が、官民共同で、新興国向けに小型人工衛星を売り込むよ。
NECや三菱電機などが手がける、通信・放送用や、地球観測用の小型衛星は
新興国での需要が期待できるから、官民でがんばるんだね。
第一弾は、ベトナムの衛星打ち上げと周辺インフラ整備。
この事業で、300億円の円借款(有償の資金援助)を出す方向で調整にはいったよ。
その後も、アジアや中東、南米などの新興国も有望な市場なんだって。
日本は現在、新型の小型衛星を開発中で、12年度までの開発を目指してるんだけど、
開発後に売り込むんじゃ遅いってことで、いまのうちからどんどんアピールするわけだね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
人工衛星を輸出する時代になったんだねぇ。
世界の衛星関連事業の市場規模は、08年時点で1400億ドル強で、
ここ数年は年14%ぐらいの増加が続いてるんだって。
日本は、原発、鉄道、水道と並んで、インフラ輸出の柱に育てていきたいみたい。
(ずっ)