投資意欲が回復してきてる(1面)

投資信託市場に、個人のお金が戻ってきてるんだって。
09年度の公募投信の買越額(新規購入から解約と償還をさしひいた金額)が、
4兆4334億円になって、前年度の8.6倍にまでなったって。
あ、公募投信ってのは、不特定多数の投資家を対象にした投資信託のことね。
で、何で増えてるかっていうと、個人投資家の買いが積極的になってきたことと、
既存の投信の運用成績が改善してきてるからみたい。
09年度の運用による資産増加額は、7兆8000億円で、1982年の調査以来最大だって。
売れている新規ファンドに共通するのは、「新興国」と「高分配」。
経済成長が期待されるブラジルの株式や債券で運用するタイプのファンドとか、
オーストラリアドルやブラジルレアルなどの高金利通貨で運用して、分配金の高いファンドとかが人気なんだって。
もうひとつの特徴は、保有期間が短くなっていること。
保有平均期間は2.9年で、08年度より1.5年も短くなってる。
「分配金の大きさだけに着目した乗り換えが加速していて、市場としてはいびつな状態」って指摘もでてるみたいね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
儲かるところを求めて、投資先をコロコロ乗り換えてるのね。
というわけで、日本の株は人気ないみたい。
(ずっ)