大都会に低価格老人ホームを(1面)

厚生労働省が、老人ホームについての規制を緩和するよ。
老人ホームって、入居条件によって特別養護老人ホームとか、軽費老人ホーム(ケアハウスって呼ばれる)とかの四段階に分かれるんだけど、そのうちの比較的安い価格で入居できる軽費老人ホームってやつの設置基準を、大都市に限り、緩めるんだって。
具体的には、今までは最低20人以上は入れる規模が必要だったり、
個室の広さは約13畳必要だったりっていう基準を、大都市の場合は20人以下、個室も4畳半でOKってことにする、とか。
なんでそんなことするかっていうと、大都市で今までの条件を満たそうとすると、地価は高いし人件費も高いしで、結局家賃が15〜20万円と、結構高くなっちゃう。
地方だと6万円くらいで入れるから、わざわざ地方へ移る人も多かったんだって。
だから、大都市は大都市なりの基準でリーズナブルな老人ホームを建てられるようにするんだね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
これだけ人口に差があると、全国一律ってのは、いろいろ無理があるんだなあ。
幼稚園・保育園にも似たような問題があったね。
(tj)