液晶パネルを海外に供給(1面)

シャープが、オランダの電機大手フィリップスと、液晶テレビ事業で提携するって。
薄型テレビの需要は拡大してるんだけど、価格が下落して、メーカーにとっちゃ厳しい状況。
そこで、生産を分担してコストを削減しようって取り組みね。
で、何を分担するかっていうと。
シャープがつくった液晶パネルを、フィリップスの欧州、南米の工場に供給するのね。
シャープは、液晶パネルの外販先が拡大できて、量産効果でコストが減る。
フィリップスは、液晶パネルへの投資が減って、採算が改善するってわけ。
なんといっても、シャープの堺工場は、世界最大のガラス基盤を使った最新鋭工場。
この工場への投資を、早期に回収したい思いもあるみたいね。
ちなみに、海外大手にパネルを大量供給するのは、今回が初めてなんだって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
「技術は全部うちの会社にあります」っていう時代じゃないんだね。今は。
「この部分は、お宅が得意だから、お願いしてもいい?うちで中途半端にやってもねぇ」って企業が増えてるよね。
(ずっ)