プライベート・クラウド

クラウド・コンピューティングってのはここでも紹介したけど、割とメジャーになってきたね。
インターネット越しにいろんなソフトやシステムを使ってしまおう、ってアレ。
で、こんだけ話題になってくると、大企業としても、コスト削減になるし、何より便利そうだし、導入を検討するところが増えてる。
でもね、やっぱりインターネットの向こう側に大事なデータを置いとくってのは、個人の場合はまだいいんだけど、企業としてはセキュリティーとかいろいろ気になって、二の足を踏んでしまうのよ。
そこで登場するのが、「プライベート・クラウド」というやつ。
企業のネットワークの中で、その企業専用のちっちゃなクラウドを作ってしまおうって考え方。
本店、支店、海外拠点、工場や営業所、今まではそれぞれにデータやサーバーを持って、それぞれで運用してたのを、どこか一ヶ所にまとめて、それぞれの拠点はネットワーク越しにそれを利用するってわけ。
そうすりゃ外に漏れる心配も減るし、クラウドのメリットは受けられるし、まずはそんなの、どう?


■ひとこと
誰でも使えるインターネット上のクラウドは「パブリック・クラウド」と言って区別される。
まあ、大企業でないとメリット出なそうだね。
でも、大企業ならメリット出そう。
(tj)